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[01] 心の病について


他人ごとではない、心の病

現代人にとって、心の病は身近なものと言ってよいでしょう。この15年ほどで心療内科を掲げる医療施設が約6倍と増加しており(※1)、職場や学校、家族や同僚、知人の中にそういった医療施設での受診経験がある人が少なからずいるのが私たちの生きている時代です。

厚生労働省の調査では「仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある」という労働者が60.9%という結果でした(※2)。多くの人が心の病気の要因であるストレスに日常的にさらされているということです。

不安定な社会情勢や産業構造の変化、過去からの脱却が求められているのに、新しい枠組みに対する展望が描けない現代において、私たち一人ひとりの問題として心の病と向き合っていくことが大切になってきています。

※1 厚生労働省「平成21年地域保健医療基礎統計」において、心療内科を標榜する一般診療所が平成8年の662件から平成20年には3,775件と増加している。
※2 厚生労働省「平成24年労働者健康状況調査」より

心の病とどう向き合うのか

心の病が身近になってきたと言っても、日常のストレスや心身の不調を感じながらも、周囲の目や自分自身の価値観から医療機関へ行くのをためらったり、問題を抱えていることを隠したりする傾向は強く残っています。これは、心の病についてまだまだ誤解があるということも表しています。

心の病は早期に適切な対処や、様々な支援を受けることで、悪化を防ぐことができる病気です。また、ストレスに弱いから心の病になるのではありません。問題の多くは、ストレスへの対処がうまくできないことにあります。ある程度、知識や支援を得ることでこの問題は解決できるので、自身の心の状態を理解し、積極的なストレスケアを実施していくことが大切です。

心の病は誰にでも起こりえる可能性があるものです。日ごろから必要な情報を得て、自分にあったストレスケアの実践と早期対処できる備えを心がけましょう。

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