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[02] 職業人のストレスについて


ストレスと心の病


心の病のメカニズムは複雑ですが、引き金になるのがストレスです。ストレスは、気分の落ち込みや体の緊張というようなストレス反応とそれを引き起こすストレス要因(ストレッサー)に分けられます。同じストレス要因に見舞われても、ストレス反応は個々人によって様々です。適切なストレスケアや周囲からのサポートがあることで、ストレス反応が軽減されるのも特徴です。

しかし、ストレスによって生じる様々な反応や状況を無視していると体内の神経系をはじめあらゆる活動に異常が生じ、結果として病気になってしまいます。

職業人に特有なストレス

組織で働く人のストレス要因の第一位は「職場の人間関係の問題」です。次いで「仕事の質」「仕事の量」という結果になっています(※)。

職業人の心の病について考える際、このストレス要因が個人の努力だけでは対処が難しいものであることを理解する必要があります。ストレス要因を容易に取り除けないからこそ、ストレスとの向き合い方、積極的なストレスケアが必要になってきます。

※ 厚生労働省「平成24年労働者健康状況調査」より

心の病を抱えながらの就業

精神的、または肉体的な病気を抱えながら、社会で活躍している方はたくさんいます。そういう人たちにとって、一緒に働く仲間の理解や協力は必要不可欠です。

心の病についての知識や情報を知らずに接していると、その病気を抱えている人に対して配慮のない言動をしてしまい、更に症状を悪化させてしまうことも考えられます。また、病気の特徴を知らずに良かれと思って一生懸命に接したことが、かえってストレスの原因となってしまうケースもあります。

病気である本人も周囲への気遣いから無理をしてしまい症状を悪化させるケースも見受けられます。再発への恐れや不安から、求められる業務へ拒否反応を示している場合などは専門家による支援が必要になるでしょう。

社内外にメンタルヘルスケア専門のスタッフを配置したり、メンタルヘルス研修を実施したりして社員全体に正しい知識や情報を共有することの必要性が高まってきています。


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