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[13]気を散らさず集中するということ


仕事はひとつひとつ片づけることが大切

ペンディング(未完了)を数多く抱えてしまうと、自分では気がついていないが、いつもその気がかりを解決するために、頭が回転している状態が続き疲れてしまいます。

・遅れているプロジェクト
・返していないEメールの返事
・果たせていない友達との約束
・たまった読みかけの本

こうした「未完了感」に打ちのめされると、エネルギーが落ちてきます。その結果、凡ミスやど忘れ連発などがあちこちに表面化してきます。 あれもできてない、これも中途半端だ、さらには、あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、で未完了感ばかりが強く残り、未完了のことが気になって、先にすすめなくなります。未完了が増えてくると、自分には完了する力がないんじゃないかと思えてきて、自信もなくし、無力感にとらわれてイライラすることになります。

心を使うとき、気が散らさず使うことが大切です。気が散れば心のまとまりがくずれてしまいます。ストレスに簡単にやられてしまうのは、気の散りすぎが原因であることも多い。たとえば百の心がここに三十、ここに三十となると、残るところは四十です。百の心を与えられていながら、わずか四十だけの力で人生を生きるべく余儀なくされたら、ボルテージが下がってしまい、ストレスにも簡単にやられてしまいます。一事には百の心を集中させて使い、仕事はひとつひとつ片づけていくことが必要なのです。各個撃破ということですね。

整理整頓は集中するための環境整備

部屋が散らかって片付いていない、というのも気を散らす効果を持ちます。部屋が整理整頓できていなければ、どこに何が置いてあるか覚えていなくてはなりません。覚えていないとすれば探す必要がある、ということになります。これでは思考が混乱してしまい、要らぬエネルギーを分散して使うことになります。

掃除をするにしても、「散らかっていると、またお母さんがブーブー言うから掃除しておこう」とか、「社長がうるさいから、片付けておこう」、あるいは「本に書いてあったから整理しよう」という人がいるかもしれません。しかし、整理整頓はむしろ心を集中して使うための環境整備といえます。

だから、自分の住んでいる住まいや職場、机の中やかばんの中をまず整理整頓することです。整理整頓できていれば、対象に集中し、心を強くすることができるのです。

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